2011年3月
2011年3月11日・・・私は午前中、東京都稲城市のお客様のところに行きました。
その日の午前中は春らしい暖かなホンワカした日差しに包まれた穏やかな日でした。
その日も何事もなく、平和な一日を過ごすものだと思っておりました。
昼頃、帰宅して昼食を済ませ、2時半過ぎにマンションの駐車場を出た瞬間、カーラジオが一瞬切れました。
エッ!車のラジオが切れるの?・・・その直後、ラジオから「赤坂です、地震です・・」と、音声が流れてきました。
あ~地震で切れたのかと思い、そのまま車を出したら、前方の信号が停電しているのが分かり、途中で停車してどうしようと思っていたところに揺れが始まりました。
こういう時は「車を道の端に寄せてエンジンを切り、キーはつけたまま外へ出る」と自分に言い聞かせてマニュアル通に車外に出ました。 周りの家からも人々がぞくぞくと出てきました。
それからはそれまでに経験したことのない強い揺れと長い時間が感じられました。
知らない者同士でしたが、みんなで手を取り合って揺れが収まるのを息を止めて待ちました。
それが、私が横浜で体験した東日本大震災だったのです。
あれから11年、その日のことは鮮明に覚えております。
その日から暫くの間、計画停電に悩まされた事、ガソリンスタンドに長蛇の列ができ、なかなかガソリンを入れることが出来なかった事・・・それがトラウマになって、それ以降、ガソリンメーターが半分になると満タンにしないと安心できなくなりました。
後に仙台の友人から聞きましたが、横浜で体験した私の揺れより遙かに大きく、どうなるかと思ったと言っておりました。 無事で良かった!
毎年、3月11日になると11年前の3月11日の一日を思い出してしまいます。
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