光陰矢の如し
光陰矢の如し…小学生の時、授業でこのことわざを習った。
当時は、将来への気が遠くなるような長い時間を考えると…信じられなかった。
あれからうん十年…光陰矢の如し…本当にそうだと、今は実感しております。
先日、11年ぶりに小学校6年時のクラス会がありました。
久々に顔を会せたクラスメートは、幼いころの面影を残したまま歳を重ねておりました。
私たちは、戦後間もなくしてこの世に生をうけた。
そ、私たちは ~♪戦争を知らない子供たち~♪ なのです。
まだ、日本は豊かではなかった…けど、何の不自由も感じることなく、それが普通と思っていた。
日本は、私たちの成長と共に豊かに成っていった。
小学校卒業の時、”忘れ菜草”という文集を作った。
私は、その係りのメンバーの一人だった…放課後、みんなの作文を油紙に鉄筆で書き、服のあちこちにインクを付けてガリ版印刷をしたことが思い出されます。
その後の人生で“忘れ菜草”という言葉を耳にすると…インクまみれで奮闘した日の事が思い出されました。
私たちの人生は、日本が少しづつ豊かに成っていくプロセスを見てきた…思えば、幸せなことと思います。
でも、まだまだ思い出の中だけに生きていくわけにはいきません…今回のクラス会は、これからの人生の思い出の1頁に刻むことにしたいと思います。
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