若き日の思い出
先週、関東在住の同級生が帰省した際、元関東在住だった仲間と集まって佐賀の町で久々の飲み会を行いました…その日は、お酒を飲むので佐賀市内のホテルに宿泊することにしました。
宿泊したホテルは、20代の頃に茶道の自宅稽古に通っていた先生の家の近くでした。
とても懐かしくて、近辺を歩いてみました。
街の様子はすっかり変わって…住宅が増え、道幅が広くなり、遠い昔の記憶だけで辿るのは困難でした…が、\なんと/ついに、見つけました!
その場所は、現在は、大きく現代的な建物に改築されていました。
以前は、和風建物で茶室があり、お稽古する広間や他の和室にも炉がきられていて、庭にはいろいろな茶花が植えてあった…お正月には初釜、夏には朝茶事、冬には夜話茶事などを行った。
今、どうなっているのだろう❓ 私が習っていた先生は亡くなられている事は知っていた…その後、先生のお嬢さん(私より7~8歳上)が継いでらっしゃるはず…⁉
久留米に来た当初、1ヶ月に1度くらいの割合で再びお稽古に通おうかと思ったこともありましたが、その頃はコロナの真っ最中…気持ちはあっても実行に及びませんでした。
そんな懐かしさや思いを抱きながらその場を通り過ぎようとした時、一人の男性がたまたま出てこられた…その時、私は思わず💦声をかけていました。
その方は、快く応えてくださった…そう、その彼こそ私が上京する少し前に女系家族に生まれた待望の男の子でした…あの時の赤ちゃんが、立派になって❗…彼のお母様は10年程前に亡くなられていた事…今は、茶道教室はやっていない事…大学教授だったお父様は健在でらっしゃる事…etc。
私は、彼のお母様が今も現役で、後を継いで茶道教室をされていると思い込んでいたので、とてもショックでした。
この場所にせっせとお茶のお稽古に通った若き日…みんな元気に生きていた、あの頃のみんなの笑顔が蘇ってくる…もう記憶の中だけになってしまった…つい昨日の出来事のようなに思い出されるのに。。。
時の過ぎ行く現実を受け止めなくてはならない切なさが心に沁みました。
それと同時に…当時、赤ちゃんだった彼に引き合わせてくれた偶然の導きへの感謝がわき上がってきました。
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